2023年01月31日

チーム鬼掛 第1回大会

29日は私が所属しているチーム鬼掛兵庫の大会に、同じく所属しているせきやんさんと徳島県宍喰まで行って来ました。コロナの影響もあって、徳島での磯釣りは3年振り、宍喰は10年振りの釣行です。宍喰と言うと釣れないイメージで、釣れても良型は出ない印象が強く、わざわざ行くほどの価値は無いかなと個人的には思っていたのですが、久々の磯釣りと言うこともあり、不安半分、期待半分での参戦です。

さて、現地には1時間前に到着して6時頃から大会説明、6時15分に出船です。クジ2番を引いた私は他4名の選手と一緒に「大バエ」と言う磯に上礁します。

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「大バエ」は東西に長い大きな磯で、その東西を横切る様に溝が走っており、北側は高場、南側は低場になっています。クジ1〜3番は北側、4、5番は南側が釣座になります。

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クジ1〜3番の選手は重い荷物をかかえ、北側の東の先端まで約50mほどを2往復。もうヘトヘトです。
高場の釣座は東の先端の北角と南角がメインになり、それ以外は期待薄になります。じゃんけんで勝った私は、朝イチをメインでやるかどうか悩みましたが、まずは2人の釣り方を見て様子を伺うのと、何となく勘で早々から喰わないと判断してスカ場@から入ります。

因みに磯の状況はこんな感じです。まずは低場のお二人。

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次に高場のメイン釣座。

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で、私の釣座。

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7時に開始。マキエを撒いてもエサ取りは皆無です。潮は右から左へと川の様に流れ、風も右から左へ吹くために、仕掛けが馴染む前にどんどん流されて、東側先端の選手の所まですぐに辿り着いてしまいます。また、足元の先にある細長い磯に何度もラインが引っ掛かり嫌気爆発です。30分ほど我慢しましたが、この時点で、第1ラウンドは諦めて、次の釣座で勝負をかけるべく、観察タイムに入ります。

1時間経っても全員釣果無く、喰い出しは遅い様です。また磯周辺にはボラが湧いており、かなり釣り辛いとのことです。第2、3ラウンドの準備のため、海を覗いたり、2人に話しかけたりして色々と情報をインプットしていきますが、邪魔をしてはいけないので早々に退散。2人が良く見える北向きの場所に移動して、暇潰しではありませんが、試しに地方寄りの穏やかな場所で竿を出してみます。

すると間もなくしてこの日最初の魚がヒット。

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規定の23pには足りない口太です。その後も単発で小長がばかりが釣れ、奇跡的に23p有る無しを5枚ほどキープします。その間、Aの選手は30p前後を3枚キープ、Bの選手は釣果無しです。

2時間20分の第1ラウンドを終え、いよいよ本命のAに入ります。ポイントは既に調査済ですが、あえてそこは狙わず、第1投目はここと決めていた沖に伸びるシモリの先端に仕掛けを投入して、潮に乗せて流して行きます。

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前の選手が狙っていなかったので、疑心暗鬼ではありますが、すぐに結果が出ます。

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ようやくタモ入れサイズをキープです。その後も同じパターンで1枚追加しますが、後が続かず前の選手が狙っていた所にポイント変更。ここで30pクラスを追加して第3ラウンドへ。

南東角のBがこの磯の大本命らしいのですが、兎に角潮がぶっ飛んでやり辛いです。しかも左へ30mほど流れるとそこからカーブして北へ向きます。ちょうどその周辺に浅い根が点在しており、根掛りは必至です。軽い仕掛けでは全く馴染まず、かと言ってガン玉を追加して仕掛けを入れると根掛かるため調整が難しいです。試行錯誤しながら数投毎にガン玉を追加したり、外したりを繰り返して流していると、ようやく指で押さえていたラインが弾かれるアタリ。かなり先で掛けたので、ちょっとビビりましたが何とかタモに収まったのは34pの尾長。その後、間もなくしてまたも同じ様なアタリ。今度は更に重量感があり、もしや50pオーバーと期待したのですが...

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私はこの日この1匹だけですが、他の選手は何度も掛けていました。ウキを見て釣るのであれば何とか見極めれますが、ラインでアタリを取るとどうしても反射的にアワセてしまいますね。またこれがデカくて、潮の流れもありなかなか寄ってこず、相当な体力が奪われます。これがきっかけとなり、消極的になり狙いを際に変更します。更にガン玉を追加して半脈釣りの様な感じで狙っていると奇跡的にキーパーサイズの口太がヒット。これを最後に第3ラウンドが終了です。

この磯での釣果は低場の2人は釣果無し。私を含む高場の3人のうち一人は木っ端1枚、もう一人は30pクラスを数枚釣っています。他の釣り場の状況は分かりませんが、と言ってもここは徳島県の最南部。これ位の釣果は普通に出るので、期待せずに帰りの船に乗り込みます。

途中、せきやんさんが見えたのでパチリ。後ろの壁がエグイです。

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で、結果発表。23p以上のグレ8枚までの総重量を競うのですが、私の釣ったグレは2枚は5mmほど足らずで計6枚2390g。平凡な釣果で「あかんなぁ〜」と諦めていたのですが、何と他の磯では殆ど釣れず1位獲得。賞品はこれです。

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またまたバッカン。嬉しいのですが、これでストックが4つ目になりました。本音はライブウェルが欲しかったなぁ〜。

とまあ、こんな感じで大会は終了です。やはり宍喰は釣れませんね。私が上がった「大バエ」が最近一番調子が良くて、釣れて当然らしいです。他の磯も調子は上向きらしいですが、これまでは大体1、2尾位しか釣れていない様です。今回はクジで勝った様なもんです。あとは磯での観察タイムが効いたかも?ですね。

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■ 釣果 ■
尾長 22〜34p 7尾、口太 21〜33p 5尾(30pUP3尾)
■ タックル ■
竿:1.2号5m 道糸:1.7号 ハリス:1.5号 針:グレ4、5号
ウキ:L-00 ガン玉:色々 タナ:2.5ヒロ〜4ヒロ
■ エサ ■
マキエ:オキアミ4s+パン粉2.5s+ヌカ3.5s
サシエ:オキアミL
posted by tarumit at 17:24| 釣り

2023年01月15日

淡路でグレ・アジ狙い

去年後半に通った淡路の大アジ釣りも、本格的な冬の到来で夜の寒さに耐える自信も無く、今シーズンは釣行を諦めていました。ところが、天気予報で週後半は3月並みの気温とのことで、急遽3104k君を誘って12日に行って来ました。この時期にこんな陽気は珍しいので、今回は欲張って日中はグレを、日が暮れてからアジを狙う、ダブルヘッダーで臨みました。

現地到着は15時前。すぐに準備を済ませ、日没までの2時間ほどフカセをやってみます。低水温にもかかわらずオセンは湧いています。ある程度は沖にも出る様で期待が膨らみます。遠投では喰わないと判断し、仕掛けは竿3本先に投入、数秒待ってからマキエでオセンを沖に動かして様子を伺います。すると、何と1投目開始30秒で本命がヒット。

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半信半疑でのグレ狙いだったのですが、これで手応えを感じ、テンションも急上昇。しかし、良かったのはこの一瞬だけで、その後はさっぱり。オセンも出たり消えたりと動きが掴めず、沖を狙うとサシエが残りっぱなしです。結局、日没近くまで粘りましたが、1投目の1尾のみと言う寂しい釣果でフカセを終了します。

日が完全に落ちてから、今度はカゴ天秤でアジを狙います。開始30分、まずは30pクラスをゲット。

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その後も順調にアジは喰ってくれますが、掛かっても途中で外れたり、抜き上げの際に落としたりと、結構ロスも多いです。また、五十肩もまだ完治しておらず、重い仕掛けを何度もブン投げていると次第に痛みが増して辛くなって来ます。で、まだまだ時合い中ではありますが、体力的に限界が近付き20時半でお開きです。3104k君もほぼ同数を釣って、同じタイミングで終了です。

去年後半から始めた大アジ狙いですが、情報が少なすぎて厳密なシーズンが分かりません。噂によると、エサ取りさえ居なければ1年中釣れる様な話もありますが、さすがに真冬は体力も気力もありません。食べれば美味しい魚だけに、また暖かい日があれば狙ってみたいですね。

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■ 釣果 ■
グレ 28p 1尾、アジ 21〜34p 13尾
■ タックル (フカセ)■
竿:1号5.3m 道糸:1.5号 ハリス:1.2号 針:グレ3号
ウキ:00 タナ:3ヒロ前後
■ タックル (カゴ天秤仕掛け)■
竿:3号5.3m 道糸:PE1.2号 ハリス:1.7号 針:チヌ2号
ウキ:電気10号 タナ:底
■ エサ ■
マキエ(フカセ・カゴ天秤共):オキアミ1.5s+パン粉1s+ヌカ2s
サシエ(フカセ):オキアミM
サシエ(カゴ天秤):オキアミL、青虫
posted by tarumit at 00:15| 釣り

2023年01月07日

アジュールで初釣り

昨日、初釣りにアジュール舞子に行って来ました。さすがにこの時期になると釣り人も少なく、午前8時過ぎの到着でも釣り場はガラ空きです。水温も12℃を切って、グレ釣りには厳しい状況ですが、1尾くらいは釣れるだろうと気合を入れて9時前にスタートです。

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この日は大潮で潮が良く動きます。しかも当て潮で向かい風。防寒対策は万全でしたが、やはり風を受けると結構辛いです。オセンの姿も皆無で、当然グレも全く見えません。ところが30分ほど経過した頃からアタリが出始めます。仕掛けが2.5〜3ヒロほど入ると必ずと言っていいほどアタリがありますが、なかなか針掛かりしません。フグかと思ったのですが、針も取られませんし、ハリスにキズも付きません。何度か素針を引いた後、ようやく今年のファーストヒット。

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まさかの小アジです。この時期でもまだ釣れるんですね。その後も釣れるのは小アジとタナゴのみ。グレの気配も無く、あまりの寒さに耐えきれずここで釣座を移動します。

南向きは今流行り?のカゴ釣り師が数名入っており、空いている中央付近で竿を出してみます。因みに、当日は誰も釣れていなかった様です。時期的にはグレ同様、厳しいと思いますが...

ここでも状況は同じでグレの気配はゼロです。ただ、たまにオセンの姿が見えるので、可能性はゼロではありませんが、この日はさっぱりです。唯一、珍しく「シマフグ」が釣れただけで再び元の釣座へ。

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ここで3104k君が合流。暫く2人並んで竿を出しますが、更に当て潮と向かい風がきつくなり、私は早々にギブアップ。ここでグレ狙いを諦め、北側のコーナー付近へ移動しチヌ狙い。ウキを2Bに変更し、タナ4ヒロ前後を探って行きますが、生命反応は全くありません。3104k君も後から来たのに、続行不能とのことで先に退散。私もマキエを撒き終えるまではと粘りましたが、最後まで何のアタリも無く14時過ぎに終了です。

散々な初釣りとなってしまいました。アジュール舞子でのグレ狙いは今回で45回目だったのですが、初めてボウズを食らいました。やっぱり水温が12℃を下回るときついですね。アオサなら釣れるかもしれませんが、もうこの寒さに耐える根性がありません。次は4月中旬から再開します。

■ 釣果 ■
シマフグ 42p 1尾、小アジ・タナゴ 約10尾
■ タックル ■
竿:1号5m 道糸:1.5号 ハリス:1.2号 針:グレ3号→5号
ウキ:L-00→M-2B ガン玉:G8→2B+G7 タナ:2〜4ヒロ
■ エサ ■
マキエ:オキアミ1.5s+パン粉2.5s+ヌカ3.5s
サシエ:オキアミM
posted by tarumit at 18:54| 釣り