2014年03月29日

妻鹿釣行第8弾

27日に黒闘会の田中君から「明日、妻鹿に行きませんか?」との突然の電話。急な話ではありましたが、天気も良さそうだったので、TFCのせきやんさんをお誘いし、今シーズン8回目となる妻鹿へ行って来ました。現地で釣志会長谷川会長、竹本さんとも合流、3人は北から2、3、4番目に入られたので、私は北隅、せきやんさんが5番目に入って、6時半頃より釣り開始です。

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私が入った北隅は潮が緩いのと、左側に釣り人が居ないため釣り易いのですが、北側に東西に延びるテトラ際にはフグやタナゴが山ほど居るために、極力テトラ帯に仕掛けが近づかない様にしなければなりません。そこで今回はウキをL−000に設定、遠投でやや右側の温排水際を探って行きます。ファーストヒットはせきやんさん。釣れたのは40pほどのセイゴでしたが、これを見て気合いが入ります。しかし、ここ最近チヌの喰いが落ちて来ているとのことで、スタートダッシュはどこも見られません。私も沖に出る潮が速過ぎて手の打ち様がありません。しかしそんな中、開始30分に長谷川会長、竹本さんがようやくチヌを仕留めます。妻鹿に精通されているだけにさすがです。2人のヒットが合図の様に、周りでもぼちぼち釣れ始めます。私も開始1時間、ようやくチヌがヒットしますが、寄せて来る時に痛恨の高切れ。ウキもロストし、テンションは急下降です。ウキを00に交換、鉛シールを貼って−00に調整して再開します。開始1時間半、スプールに巻いてある道糸がほぼ無くなる位流した時、ようやく待望のアタリです。40pほどの中型でしたが、100m近くを逆流の中で寄せて来たため腕はパンパンです。その後も単発で4枚追加して前半終了です。

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長谷川会長の足元にはなぜか女子がいます。実は妻鹿では珍しく女子アングラーが2人来てまして、釣る場所が無いため我々の間に入れてあげました。幸いにも短竿で穴釣りをしていたので、全く邪魔にはなりません。なかなか粘り強く、25pを超えるガシラも含め、10匹以上釣っていました。立派、立派。

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さてさて、私はと言うと、11時頃から北側のテトラから茶色い潮が突然湧き出し、全く生命反応が無くなったため、しばし女子組との会話に時間を費やします。11時半頃になると、12時便で帰る釣り人達が帰り仕度を始めたため、濁り潮の影響の少ない中央付近(北から6番目)に移動します。チヌ用のエサもちょうど無くなったため、前回牟岐で余ったマキエを使い、グレを狙います。際には以前よりも増してタナゴが湧きまくっています。ダメ元で際に仕掛けを入れますが、やはりサシエは秒殺です。竿1本先でも状況はさほど変わりません。沖を狙うとサシエが残ります。そこで前回同様、際から3m位の所にボラを寄せて、その直下の浅ダナを狙って行きます。すると暫くして待望のグレがヒット。しかし、流れが川の様に速いため、流れに沿ってボラも移動するので、なかなかタイミングが上手く掴めません。たまに緩む潮を待って、タナゴをマキエで際に釘付け、ボラを山ほど寄せて、更にボラが散らない様に少量のマキエを数秒間隔で打ち続けて行きます。一流し30秒ほどの短時間勝負ですが、タナゴ2に対してグレ1の割合でヒットして行きます。後半はマキエの入り過ぎで喰いは止まりましたが、何とか18枚をゲット、14時半となったためこの日の釣りを終了します。ご参考までに、ここでのこの時期のグレ釣りはボラがキーポイントになります。3、4匹では効果はあまりありませんが、大量に集まるとタナゴが恐れをなして沖に出なくなります。グレもテトラからあまり離れ無いため、竿1本までを狙います。グレはこぼれマキエを拾うため、ボラのすぐ直下まで浮いて来ます。それを狙うわけですが、ボラもサシエを吸い込むためアタリの見極めが肝心です。マーカーが水平に移動した時は大概ボラです。グレのアタリはほぼ垂直に出るので、その時だけ合わせる様にします。この日も間違って合わせてしまい2回ボラを掛けて往生しました。さて、当日の釣果ですが、竹本さんが2ケタ達成、昼に帰った長谷川会長、田中君も数枚をゲット、せきやんさんも4枚を釣り上げ、厳しい中何とか全員がチヌを拝めることが出来ました。そろそろエサ取りも増えて来たのと、乗っ込み終了間近でチヌは下火に、代わってグレが上向いて来ると思われます。

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■ 釣果 ■
チヌ31〜52cm 5尾 グレ27〜33p 18尾
■ タックル ■
竿:0.8号5.3m 道糸:1.7号 ハリス:1.2号 針:チヌ2号、グレ3号 ウキ:L-000、L-00、S-00
タナ:矢引き〜3ヒロ サシエ:オキアミ マキエ:オキアミ1.5kg+集魚剤1袋+ヌカ2kg、余りエサ
posted by tarumit at 09:50| 釣り