参加者はフカセの方が若干多く、合計で100名ほどでしょうか。チヌ釣りが超不得意な私ですが、ペアマッチゆえ何とか2枚揃えることが出来れば上位入賞も狙えるため、他力本願で競技に臨みます。
釣場は抽選で「中の灯台」と言う港内の波止。降順1番クジを引き、東の先端に入ります。


この波止に入ったのは約20名ほど。全員が外向きに釣座を構え競技開始です。
私はマキエの材料だけ持って来ていたため、現地でまぜまぜ。その後、タナを測ったり、仕掛けのチョイスに時間が掛かり、他の選手から遅れること30分、ようやく8時頃に釣り開始です。
と、ここで釣座のミスに気付きます。と言うのも先端東向きは当て潮でまともに釣りが出来ません。しかも波止際で右と左に流れが分かれるため、マキエも打つ場所によって左右に散ってしまいます。これではポイントも作ることが出来ません。外向きを狙うと仕掛けが右沖へ膨らむ様に流れます。際は反転流で淀んでいるのですが、隣の釣人の仕掛けがあるため入れることが出来ません。これでは東向き、沖向きとも狙えず、潮が変わるまで内向きを延々と流して行きます。その間、中央付近や西側では所々で竿が曲がっています。たまに潮が緩んだ時に外向きも狙ってみますが、私は他の釣人のマキエ係で自分のポイントも作れずスネ坊になっていきます。
10時を過ぎた頃から当て潮も緩み、流れが右へ左へと複雑になります。ややこしい潮ではありますが、朝一の様に速い潮では無いため外向きでもまともに釣りが出来ます。ちょうどその頃から周りでも更に竿が曲がり出し、私も仕切り直しで気合を入れます。しかし、サシエも取られることは殆ど無く、忘れた頃に小アジやチャリコが釣れるだけで、本命からの魚信は一向にありません。隣の釣人は順調でお昼頃には2ケタに迫る釣果を出しています。周りも2〜3枚は釣れている様でチヌの活性はかなり高いにもかかわらず、なぜか私だけ竿が曲がりません。ここ最近は青物ばかり狙っていたので、フカセボケになっている様で、釣り方がさっぱり分かりません。仕掛けも細くしたり軽くしたり、タナも色々と変えて探ってみたり、サシエも色々と試したりしますが、交通事故さえ起きません。結局、最後までチヌの顔を拝めず競技終了の14時を迎えます。
チヌ釣りは元々得意な方では無い上に特に大阪湾は不得意な釣り場です。ケーソンで底はヘドロ、これと言ったストラクチャーも存在しない海でチヌが釣れるイメージがさっぱり浮かびません。また修行して出直します。
■ 釣果 ■
無し
■ タックル ■
竿:0.8号5.3m 道糸:1.7号 ハリス:1.5号 針:チヌ2、3号
ウキ:M-3B、G2 タナ:3〜5.5ヒロ
■ エサ ■
マキエ:オキアミ2s+集魚剤2袋+ヌカ4s+余りエサ
サシエ:オキアミ、コーン、ネリエ、サナギ