この日は午前中が東流ですが、長潮のため流速は穏やかです。そのためいつもの当て潮もさほどきつく無く、オセンも結構沖にまで出て行きます。オセンの先に一瞬グレは出ますが型が小さい様なので、まずは遠投で狙うとすぐに1枚目がヒット。その後もコンスタントにグレが掛かり、開始1時間で2ケタ達成。その間、33、31pの良型も出ます。
しかし、調子が良かったのは序盤だけ。潮が緩み出すと遠投では全く喰わなくなり、徐々に投点を手前に変えて行きます。これで単発でグレは拾えるのですが、浅ダナでは25p前後しか掛かりません。試しに仕掛けを深く入れても、たまにチャリコが釣れるだけでサシエは残りっぱなしです。隣のせきやんさんも深ダナを探って、チヌやアイゴを釣って楽しんでいます。
午後からは潮が殆ど動かなくなると、竿2〜3本先に木っ端が湧き出します。暇潰しに矢引でこれを狙いますが、全くサシエに見向きもしません。ハリスを落としたり、小針に変えたりむき身を使っても、殆ど効果無く、最後は疲れ果てて14時にギブアップです。
この日はお昼前から潮が緩み出すと同時に、沖にサヨリの大群が押し寄せ、更にそのサヨリの群れが時々水面を飛び跳ねていたので青物も回っていたのかもしれません。潮が動かない上にこの様な状況からグレも沖に出なくなったものと予想されます。
いつものことながら釣り易いと釣果↓、釣り難い状況だと釣果↑と言う感じです。いつ来てもほんとに厄介な釣り場です。
今回は冷凍庫に大量のサバが眠っているため、グレは30pUPの2枚のみ持ち帰りです。
■ 釣果 ■
グレ 23〜33p 16尾(30pUP 2尾)
■ タックル ■
竿:1号5.3m 道糸:1.5号 ハリス:1.2号→1号 針:グレ3号
ウキ:M、L-00 ガン玉:無し タナ:矢引〜4ヒロ
■ エサ ■
マキエ:オキアミ1s+パン粉2.5s+ヌカ4s
サシエ:オキアミM