2021年06月29日

チーム鬼掛兵庫大会in浜坂

27日(日)は私が所属するチーム鬼掛のグレ釣り大会に、TFCのせきやんさん、まさと参加して来ました。場所は日本海浜坂町の三尾と言う磯で、2年振りとなる大会です。参加者は23名で23p以上のグレ8尾までの総重量で競います。私は「大立」と言う地磯にOさんと上礁。

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岬より少し湾の中に入った静かな磯です。既に上礁した選手は殆どが岬か独立磯。それに比べると何となく潮通しも悪そうでこれと言ったポイントも無く、開始早々から不安がよぎります。とりあえず相手選手の希望で前半は船着きを挟んで北側へ釣座を構えます。

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因みに湾向きはこんな感じです。

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開始時間までまだ暫くあるため、磯をよじ登り、小山を超えて岬まで様子見。やはりこちらの方が雰囲気はいいのですが、荷物無しでも息が上がる道のりを、道具を担いで往復することは出来ずに敢え無く断念。仕方なくガタガタで傾斜のある元の場所に戻り午前6時にスタート。

磯をよじ登った際に海の状況を確認し、岬方向に大きな根が伸びていたので、まずは根際やその沖をくまなく探って行きます。すると開始間も無くして23pほどの尾長がヒット。ここから連続して小長がヒットしますが、どれも23p前後と微妙なサイズ。しかも尾長はスレンダーなので口太が欲しいところ。サシエやタナを変えながら1時間ほど試しますが、効果が無いためこのポイントに見切りを付けます。相変わらず波高はゼロ、潮の流れも全く無く、まるで池で釣りをしている感じです。相手選手は正面沖をタナ6ヒロほどで狙っていますが、こちらとそれほど状況に変わりはありません。

2時間ほど経つと何処からともなくようやくオセンが集まり始めます。と言っても全く沖には出ず、竿1本先以内を行ったり来たりするだけです。その中に木っ端は混じって居らず、当然ながら足元から水深が15m以上あるためかグレが浮く気配は全くありません。更に沖は20〜25mと深いため、遠投で狙っても手返しが悪く狙うだけ時間の無駄です。「グレは浮かして釣る」と言う釣り方を基本にしている私にとっては苦手な釣りです。とは言え、とりあえずは規定の8尾を揃えるため、サイズに拘らず兎に角仕掛けを打ち返して行きます。

9時頃にようやくリミットメイク。この時点で最大は25pほど。話になりません。9時半になり釣座交代の時刻を迎えますが、どちらも釣果に差が無いと言うことで、交代無くそのまま続けて行きます。

これまでの仕掛けはウキ00の全遊動で、仕掛けを早く馴染ませるためにG7を1つ打っています。これで、ある程度のタナまでは探れるのですが、実際4ヒロまでは喰って来ません。4ヒロまで仕掛けが入る時間が無駄なので、もっと早く沈ませるために更にG7を追加、ウキに鉛シールを貼り、ウキごと沈める戦法に変えます。こうすると、サシエがマキエ追い抜いてしまうため、常にマキエが海中に漂う様に10秒おきに打って行きます。ここからペースアップ。サイズも徐々に良くなりようやく30pUPが釣れてくれます。

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しかし、同じ場所でも釣れてくるサイズはマチマチで、竿3本近く入っても15pほどの木っ端が釣れたりと、頭の中で海中のイメージがイマイチ沸きません。釣れるパターンは分からないながらも、たまに良型が掛かるので、とりあえずは今の釣り方を最後まで続けて行きます。途中、やり取りの際に何度か際に漂う小型のサメにグレを横取りされそうにながら、何とか30pオーバーを4枚揃えタイムアップ。

こちらが問題のサメ。5、6匹が朝からずっと泳いでました。
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結果は8枚3330gで何とか1位を獲得。他の釣り場でもそこそこグレは釣れていましたが、相対的に型が小さく3sを超えたのは私の他に1人だけでした。

結果的には優勝出来ましたが、前半戦でタナを間違えていなければ(更に深くまで探っていれば)もっと釣果が伸ばせたと思うと反省点も多い大会でした。やっぱり磯釣りは難しいですね。

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■ 釣果 ■
グレ 23〜32p 25尾(30pUP 4尾)
■ タックル ■
竿:1号5m 道糸:1.5号 ハリス:1.2号 針:グレ4号
ウキ:M-00 ガン玉:G7×2 タナ:竿2本〜竿3本
■ エサ ■
マキエ:オキアミ4.5s+パン粉3s+ヌカ5s
サシエ:オキアミM
posted by tarumit at 15:45| 釣り

2021年06月23日

アジュール舞子G

今シーズン8回目のアジュール釣行です。先日、久々に「楽しい」グレ釣りが出来たので、調子に乗って(?)せきやんさんと行って来ました。既に来られているフカセ師さんの横に入れて頂き6時前にスタート。

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この日の潮は中潮。午前8時半頃までは西流、転流後は東へ激流となるため、9時半頃までが勝負で以降はたまに緩むタイミングでグレを拾って行くイメージです。まずはモーニングタイムを期待して広範囲に多めのマキエを打って様子見です。しかし、潮が緩すぎるのかグレはおろかオセンもなかなか姿を現しません。最初のヒットは午前8時半。実に2時間以上経っての1枚目です。転流後、当て潮が始まるタイミングでようやくグレが湧くと喰ってくれました。その後も単発で釣れるものの、やはり予想していた強烈な当て潮で上手く合わせ切れずに素針を繰り返します。また、前述の通り、たまに緩むタイミングで神経を集中させますが、今度はサシエに見向きもしません。この状態が長々と続くと、益々集中力も無くなり後半は海にマキエを撒く「作業」に終わり、早々と13時に納竿です。

結局この日はせきやんさんと仲良く8枚ずつ。今シーズンアジュールで初めての1ケタ釣果に終わりました。前回釣行時は釣れたグレの腹の中にはそれほどマキエは入っていなかったのですが、今回は持ち帰った4枚は全て満腹に近い状態でした。前回の様に数日雨が続いた後と、今回の様に晴れ続き後では釣人が撒くエサの量も変わるため、グレの喰いに影響が出たものと思われます。

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■ 釣果 ■
グレ 22〜28p 8尾
■ タックル ■
竿:1号5.3m 道糸:1.5号 ハリス:1号 針:グレ3号
ウキ:L-00 ガン玉:無し タナ:2ヒロ→矢引
■ エサ ■
マキエ:オキアミ1.5s+パン粉2s+ヌカ4s
サシエ:オキアミM
posted by tarumit at 14:04| 釣り

2021年06月19日

アジュール舞子F

17日は小潮と言うことで、久々にせきやんさんとアジュールにグレ狙いに行って来ました。この日は飲ませ釣りは封印、グレ狙い1本で気合を入れて6時半頃にスタート。

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久々なので、まずはマキエを撒いて海の状況を確認。心配していた小サバの姿はありませんが、オセンもグレも居ません。ただ常連のボラは健在です。梅雨時期なので水潮気味が原因なのかもしれません。そんなわけで、グレのタナは深いと読んで2ヒロから探って行きます。1時間ほどはサシエも取られず生命反応が全く無かったのですが、潮が動き出し、濁りが多少取れ始めるとようやくオセンが出現。と、同時にグレも沖に湧き出しタナを矢引に変更。そこから22〜25pが連発、そして8枚目にようやく良型がヒットします。

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久々の30pオーバー、しかも今期最大の33.2pです。その後もお昼に掛けて単発でグレがヒット。型も25p以上が揃い始めます。
お昼を過ぎた辺りから潮の向きが変わり、強烈な当て潮に。オセンもかなり沖に出る様になり、サシエが通らなくなります。たまに潮が緩むタイミングでグレは釣れますが、後半更に潮が走り出すとさっぱり喰わなくなり、13時以降は1枚も釣れずにエサ切れとなり15時に終了です。

この日は過去に比べ、浅ダナでも比較的アタリがはっきりと出て釣り易かったです。数日雨が続いたお陰でエサが入って居なかったのが良かったのかもしれません。また、後半は数は伸びませんでしたが型が揃いました。摂餌量の多い良型が、我慢し切れずに浮いて来たものと思われます。

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■ 釣果 ■
グレ 22〜33.2p 22尾(30pUP 3尾)
■ タックル ■
竿:1号5.3m 道糸:1.5号 ハリス:1号 針:グレ3号
ウキ:L-00 ガン玉:無し タナ:2〜3ヒロ→矢引
■ エサ ■
マキエ:オキアミ1.5s+パン粉2s+ヌカ4s+前回の余りエサ
サシエ:オキアミM
posted by tarumit at 14:52| 釣り