2021年05月28日

アジュール舞子D

梅雨の晴れ間は釣人が集中するため、少しでも出遅れると釣座の確保が困難です。こんな時は極力人気釣り場は避けたいところではありますが、どうしてもこれまでのリベンジがしたく、またまた26日に行ってしまいました。いつもより早めに家を出て、現地到着は午前6時前。しかし、この時刻でも遅く、既に釣り場は満員状態です。

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一か八かで行きましたが後悔です。他釣り場への移動も面倒なので、唯一辛うじて空いている南西角に入ります。この時点でリベンジ戦は諦めます。と言うのも当日は大潮。しかもおよそ1年に1回位しかないスーパームーンの日。こんな時に限って、一番潮流の影響を受ける南西角に入ったわけですから、途中から辛い状況になるのは目に見えてます。文句を言ってもしょうがないので覚悟を決めて6時過ぎにスタートです。

まだこの時間は西流で流れは穏やかです。「今のうちに釣らねば」と気合を入れますが、フカセ師7名のマキエでグレも右往左往して、なかなか群れを留めることが出来ずに苦戦が続きます。しかも早朝から喰いは渋く、ウキまでアタリは出ません。眠い目を擦りながらの掛け合わせで、タイミングも合わず素針連発です。前半は何とか10枚をキープして、とうとう東流が走り出しハーフタイムに入ります。

途中、キーパーバッカンの中のグレの様子を撮影。

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まだまだノリを喰っています。サシエをアオサに替えるともっと釣れるかもしれません。

暫くしてTFCのせきやんさんが様子を見に来られ、暇潰しに付き合って貰います。その後、ワンド奥の潮に緩い釣座が空いたので移動し、午後から後半戦開始です。ここは南西角の激流が嘘の様に穏やかです。多少の当て潮はありますが、殆ど問題ありません。ただ、グレの群れが小さく、浮いたり浮かなかったりします。グレも横移動ばかりでサシエには殆ど見向きもしません。ネリエ、オキアミのむき身を試したり、小針に替えても効果はありません。ここでまぐれで5枚ほど釣って、エサ切れ前に精神的ギブアップで15時に納竿です。

やはり釣人が多いとダメですね。エサもかなり入りますし、グレも行ったり来たりで狙い難いです。また、やはり大潮の日は要注意です。釣座によって釣果に差が出ます。
たまには腕が疲れるほど釣ってみたいものです。

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■ 釣果 ■
グレ 22〜29.5p 15尾
■ タックル ■
竿:1号5m 道糸:1.5号 ハリス:1号 針:グレ2、3号
ウキ:M-00→S-00 ガン玉:無し タナ:矢引〜2ヒロ
■ エサ ■
マキエ:オキアミ1.5s+パン粉3s+ヌカ5s
サシエ:オキアミM、パン粉
posted by tarumit at 02:01| 釣り

2021年05月20日

アジュール舞子C

とうとう近畿地方も梅雨入りです。「暫く釣りもお休み」と思いきや、天気予報を見ると19日は曇り後晴れ。しかも小潮でアジュールでは絶好の潮回り。悩む必要も無く、いざ釣行です。

気合が入り過ぎて当日は目覚ましも合わせずに5時起床。ちょっと早過ぎるので、何とか時間を潰し現地に6時過ぎに到着。一番乗り?かと思われたのですが、考えることは皆一緒、既に3人のフカセ師が来て居られ、私は4番目に入り6時45分開始です。

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今にも降りそうな天気で、ワンド側は釣り人が少なめです。

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この日は小潮で潮は殆ど動きません。こんな時は角に近い釣座の方がいいのですが、今日の私は4番目。こうなると角に寄せ負けしない様にマキエのマシンガン攻撃で臨みます。隣のさわいちさんもグレ釣りを良く分かっていらっしゃる方なので、たくさんマキエを打ってくれます。すると答えはすぐに出ます。10分も経たないうちに、釣座前には大量のグレが浮き出します。すかさずタナを矢引にして、いつもの掛け合わせで狙いますが、型が小さい上に喰いが浅いためやはり素針連発です。それでもグレの数が相当居るので、数打ちゃ当たるで何とか拾って行きます。しかし、暫くして雨が降り出し小休止。その後も降ったり止んだりと落ち着かない天気です。

10時頃になると、小雨ではありますが断続的に降り、天気予報を信じて合羽を持って来なかった私は、傘を差しながらの釣りを続けます。とは言え、右手に竿、左手に杓、脇に傘を挟んでの釣りですから、まともに釣りは出来ません。偶然にも魚が釣れると傘は持てないので、やり取りの最中はずぶ濡れです。お陰で体も冷え切り、グレは山ほど居るにも関わらず、テンションは下がる一方。ここでまた小休止。

11時頃になると隣のさわいちさんが早めの撤収。2番目の方も切り上げられたので、私もここで止め様かと思った途端、雨がようやく止みます。とりあえず、マキエが無くなるまで続けることに。これまで釣れたグレは小型主体で最大が26p。これでは持って帰れないので、見えてるグレを無視して遠投で少し深いタナを狙ってみます。潮が緩いお陰で、遠投しても仕掛けが際まで流れて来ないため長い時間沖を探れます。これで27〜29pまでを5、6枚キープして12時半にエサ切れで終了です。

5月に入り4回目の釣行ですが、いずれもグレは良く浮いています。特にこの日はオセンも沖に出て、グレも大量に湧きました。ただ、ボラの数が尋常では無く、矢引掛け合わせの釣りでは邪魔でなりません。こんな時はアタリは減りますが、あえてタナを深くしてウキに出るアタリを確実に捉えた方が、意外と数が伸びるかもしれませんね。

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■ 釣果 ■
グレ 20〜29p 23尾
■ タックル ■
竿:1号5m 道糸:1.5号 ハリス:1号 針:グレ2、3号
ウキ:M-00 ガン玉:無し タナ:矢引→2〜3ヒロ
■ エサ ■
マキエ:オキアミ1.5s+パン粉2s+ヌカ4s
サシエ:オキアミM
posted by tarumit at 09:56| 釣り

2021年05月15日

アジュール舞子B

今年は既に近畿を除く西日本が梅雨入り。兵庫県も秒読み段階で今年はかなり早くなる見込みとのこと。梅雨明けから飲ませ釣りをメインにする私にとっては今しかチャンスが無く、プロ野球の登板間隔より短い「中4日」でアジュールへ行って来ました。

5月以降青物が好調で、南向きはルアーマンで満員です。

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ざっと、7、8人がキャストしています。そのせいか、エサ釣り組がワンド向きに並び、西向きも満員です。

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右往左往しながら悩んだ挙句、何とか角近くにぎりぎり1人入れるスペースを確保。左右の釣り人に承諾を取って7時半頃にスタートします。

この日は満潮からの下げ狙いです。ちょうど転流時で潮は完全に止まっています。風も無く、条件もばっちり。これなら「前半に20枚は行ける」と意気揚々で第1投。お約束通り25pほどのグレをゲット。しかし、なぜか後が続きません。海が何か変です。ゴミも多く、オセンも皆無、グレも全く浮きません。ただ見えているのは50匹以上は居ると思われるボラの大群だけです。タナをどんどん深くして、フグに何度も針を取られながら辛抱して続けますが、30分に1尾のペースでしかグレは釣れません。8時半を過ぎるとルアーマン達も帰り、南向きに移動します。ここで30分ほど粘りますが、一度もサシエが取られません。敢え無く元の場所へ戻り、潮が動き出すまで暫く小休止です。

10時頃になり、本流西向きの潮流が加速し始めるとようやくワンド内の潮が動き始めます。しかし、流れは右から左。釣れる潮ではありません。ただ、潮が動く様になってようやくグレがチラホラ見える様になります。ここで単発でグレを拾って行きます。

11時18分転流。そこから本流が東向きに変わるとワンド向きは苦手な当て潮に変わります。すると、ようやくオセンがお出まし。続いてグレもようやく湧いて来ます。ここからはタナを矢引に変更して掛け合わせタイムに入ります。しかし、いつもと同様、当て潮によるラインの弛みと反射神経の悪さで微妙なアタリを捉えきれず空振り連発。ここでも連発は無く、エサ切れで14時過ぎに終了です。

本当に疲れる釣りです。集中力が持ちません。もっと簡単に釣れる方法があれば教えて欲しいものです。

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■ 釣果 ■
グレ 24〜29p 16尾
■ タックル ■
竿:1号5m 道糸:1.5号 ハリス:1号 針:グレ3号
ウキ:L-00→M-00 ガン玉:無し タナ:2〜3ヒロ→矢引
■ エサ ■
マキエ:オキアミ1.5s+パン粉2.5s+ヌカ4s
サシエ:オキアミM
posted by tarumit at 12:46| 釣り