
潮は穏やかで、仕掛けも殆ど流れないため暫くは放置です。その間、暇潰しを兼ねておかず用の小アジをサビキでせっせと釣って行きます。この時期になると青アジも増え、浅いタナではタモで掬えるほど湧いています。飲ませのエサとしては青アジの方が小振りで細いため適していますが、おかず用としては赤アジの方が美味しいので、チョイ投げの底付近を狙って数を釣って行きます。そんな中、先端側で竿を出していたまさに待望のアタリ。しかし、喰い込みが浅かったのかフッキングまでは至りません。私もサビキをやっている場合じゃないとちょっとお邪魔。するとその約10分後、ウキが一気に吸い込まれて行きます。
ここから青物との長〜い死闘(?)が始まります。久々の大物に私も慎重にと言いたい所ですが、未だ治らないテニス肘のお陰で竿が立てられません。ラインは出る一方でなかなか止められず、魚を浮かすまで相当な時間を要してしまいます。ヒットから約15分、ようやく海面に横たわった魚体を見てビックリ。50p枠のタモではなかなか入り切れず、2本のタモで挟みながらランディング。

自己記録を2p上回る立派なメジロです。釣り人であるがゆえに大物を狙いたいと言う気持ちは勿論ありますが、大き過ぎると捌くのも食べるのも大変ですし、それ以前に右腕が辛いです。元々そんな大物は期待してませんからタモ網もそうですが、クーラーボックスもそのサイズには見合ってません。そんな訳で、釣り上げた瞬間は達成感で満ち溢れていましたが、その後笑顔が消えたのは言うまでもありません。
このメジロを釣り上げた後、約2時間ほど粘りましたが、私も含め全員アタリ無く9時半に実釣終了です。
魚はクーラーに入らないため、コンビニ袋に包んでそのままバイクの荷台に積んで持って帰りました。捌く時もまな板は小さいですし、骨も太くて硬いためかなり苦労しました。お陰でキッチンが鱗、血、肉片まみれとなり、嫁さんから大ひんしゅくを買いました。
結論。青物は50pクラスがベストです。
■ 釣果 ■
メジロ 80p
■ タックル■
竿:2号5m 道糸:3号 ハリス:3号 針:チヌ3号
ウキ:2号 タナ:3ヒロ
■ エサ ■
小アジ