2020年07月18日

ラストフカセin西5

前回で今シーズン前半のフカセ釣りを終了するつもりでしたが、濁流で早々に断念したためにマキエが余まり、エサを使い切るために昨日、せきやんさんと行って来ました。フカセだけでは間が持たないため、今回も飲ませとの二刀流です。早朝に豆アジを10匹ほど確保して午前6時より飲ませ開始です。

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開始早々は前回同様潮は濁っていますが、流れが変わると次第に澄んで行きます。しかし、やはり青物の反応は無く退屈な時間が過ぎて行きます。暫くしてTFCのHカズさんも飲ませで参戦。2人で暫く粘りますが、マキエを早く撒き終えたい私は9時前に断念、フカセに変更です。この日はオセンも沖に出て期待出来ますが、潮が複雑過ぎてなかなか思う様に仕掛けが流せません。四苦八苦しながら何とか3枚をキープしますが、再び流れが変わると、早朝の時以上に海が濁り、全く反応が無くなります。オセンも消えてサシエは残りっぱなしです。お昼を過ぎても状況は一向に変わることが無く、豆アジも湧き出し続行不能となります。それでも何とかマキエを撒き切りたいために、もう殆ど嫌々で釣りを続けますがやはりダメなものはダメです。何とか殆どのマキエを撒き切り、ようやく16時前にフカセ終了です。

その後、飲ませ用の豆アジもまだ数匹残っているために、ある程度の後片付けを終えて飲ませ再挑戦です。濁りはまだ取れてませんが、ようやく潮の流れも落ち着き置き竿で様子を伺います。しかし、こちらも全く無反応。ラスト1投と言いながら、何度もしつこく粘りとうとうエサ(豆アジ)も無くなりギブアップ。するとそのタイミングで朝からずっと粘っていたHカズさんがようやく青物をヒット。小型のツバスではありますが、最後の最後にテンションアップ、Hカズさんに豆アジのおこぼれを頂き再チャレンジ。しかし、やはりアタリは無く時刻はもう夕方の17時を回ります。さすがに12時間以上釣りをしていると足腰も痛く、何より全く釣れない状況と、諦めの悪い自分に嫌気が差して来ます。最後のエサも息絶えてしまい、さすがにここで終了、のはずがHカズさんが「まだエサありますよ」の神の声とも悪魔の誘いとも受け取れるご厚意に甘んじてしまい、これこそ本当のラストチャレンジ。1投目、2投目は何の反応も無く、タナを1ヒロ深くして3投目。すると、仕掛けが着水して間も無くしてこの日初めてのアタリ。焦るあまりに早合わせでフッキングならず。しかし、そのまま放置していると再びアタリ。今度は30秒ほど待ってラインの出が止まったと同時に合わせを入れますがまたも空振り。「最後の最後にやってしまった〜ぁ」とほぼ諦め掛けた時、何と3回目のアタック。今度は慎重にと約1分ほど待って、ラインが100m以上出た所でようやくフッキング成功。それほど大きくはありませんが、何とか最後に1本獲れて安堵と共に嬉しさが込み上げて来ます。Hカズさんのお陰で獲れた価値ある1匹です。これでようやくフィニッシュ、長い長い1日が終了です。

マキエもサシエもストックが完全に無くなり、これでしつこく粘ったフカセも当分はお休みです。青物もまだまだ本格的ではありませんが、今後暫くは飲ませ釣りに専念したいと思います。

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■ 釣果 ■
ツバス 35p、グレ 20〜26p 3尾

■ タックル (飲ませ)■
竿:2号5m 道糸:3号 ハリス:3号 針:チヌ3号
ウキ:1号 タナ:2.5〜4ヒロ
■ エサ(飲ませ) ■
サシエ:豆アジ

■ タックル (フカセ)■
竿:0.8号5.3m 道糸:1.5号 ハリス:1号 針:グレ3号
ウキ:M-00 ガン玉:無し タナ:1〜3ヒロ
■ エサ(フカセ) ■
マキエ:前回の余りエサ+パン粉1s+ヌカ2s
サシエ:オキアミM
posted by tarumit at 13:29| 釣り

2020年07月13日

垂水西5番でリベンジ

昨日は久々に雨も止み、前回のリベンジに行って来ました。現地には午前4時半過ぎに到着、すぐにプール内でサビキをして豆アジ、小サバを10匹ほど確保。5時半頃にTFCのせきやんさん、蔵之臣君とその友達と合流して、西5番へ移動、午前6時より飲ませ開始です。

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長雨の影響で海は濁り気味ですが、潮が穏やかなので釣り易いです。ただ、オセンはおろかグレの姿も見えず、フカセ組は苦戦続き、私もその様子を見てやはり水潮の影響が大きいと見て青物への期待へは徐々に無くなって行きます。しかし、1時間ほど経過した頃、ようやく2人がグレをヒットさせ、私もとうとう青物狙いをギブアップ、8時前にフカセに変更です。しかし、「二兎を追う者は一兎をも得ず」でグレも釣れてくれません。2人もその後さっぱりで全く釣れる気配がありません。潮も止まり早々に諦めモードです。

サシエも取られることは殆ど無く、フカセも1時間ほどで断念。早々に心が折れ、再び置き竿で飲ませ釣りを再開します。潮が殆ど動かないので、仕掛けもほったらかしなので、体力的には楽な釣りです。30分位経った時でしょうか、比較的際近くを流していたウキが徐々に海中に沈んで行きます。「エサの小サバが元気なのかな?」とそのまま放置していると、ラインがリールのベールからどんどん出て行きます。慌てて竿を取り、その瞬間を待ちます。滅多に無いアタリを空振りさせるわけには行きません。完全に飲み込むまで1分近く待ち、ここで大アワセ。「静」から「動」へ変わります。飲ませ釣りはこの瞬間がたまりません。

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数分掛けて取り込んだのは61pのハマチ。ようやく本命ゲットです。このサイズなら2本は要らないので、ここで飲ませは終了、9時過ぎに再びフカセでグレを狙います。すると数投目、これまた本命がヒットです。

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「二兎を追うものは二兎共得る」です。これで調子に乗りたかった所ですが、西流が始まると茶色い潮が入り海は濁流に変わります。更に大量の浮遊ゴミが漂い続行不能になります。ゴミが無い瞬間を狙い、何度か試しますが、汚れた潮のせいでオセンも完全に消え、サシエが取られることがありません。マキエも大量に余っているので、使い切りたいために無理矢理撒いて続けますが、あまりの反応の無さに頭の中に「グレを釣る」と言う目的は完全に消え失せてしまいます。お昼過ぎまで粘りましたがここで限界を感じギブアップ。その後、暇潰しに再開したサビキでは豆アジが鈴なりで、60匹ほどキープして終了です。

「最後、最後」と何度も宣言した今シーズン前半のフカセ釣り。今回、家にあるエサをかき集めて何とか1日分を準備し、「本当に最後」と自分に言い聞かせて臨んだ昨日の釣りですが、マキエも大量にあまり、もう一度行かなくてならなくなりました。早く飲ませ釣りに専念したい今日この頃です。

■ 釣果 ■
ハマチ 61p、グレ 26p 1尾

■ タックル (飲ませ)■
竿:2号5m 道糸:3号 ハリス:3号 針:チヌ3号
ウキ:5B タナ:3〜4ヒロ
■ エサ(飲ませ) ■
サシエ:豆アジ、小サバ

■ タックル (フカセ)■
竿:0.8号5.3m 道糸:1.5号 ハリス:1号、0.8号 針:グレ3号
ウキ:M-00 ガン玉:無し タナ:2〜3ヒロ
■ エサ(フカセ) ■
マキエ:パン粉3s+ヌカ4s
サシエ:オキアミM
posted by tarumit at 12:42| 釣り