まず、最初に向かったのは「清水寺」。京都南ICを降りてから渋滞に引っ掛かり、迂回しながら進んでいると目に飛び込んで来たのが「伏見稲荷大社」の標識。世界遺産ではありませんが、外国人に人気の観光スポットランキングで長年1位であるにもかかわらず、日本人である我が家は誰一人として行ったことが無いと言うことで、急遽行き先を変更です。
平日にもかかわらず大混雑。噂通り、その7、8割以上が外国人です。風景は日本ですが、外国語が飛び交う境内では海外にいる気分になります。ですから人混みの中を通る時、思わず「sorry」と言ってしまいます。
伏見稲荷大社と言えば「千本鳥居」です。
この鳥居が「稲荷山」の頂上に向けてずっと続きます。
途中の「お塚」と呼ばれる神様の祠が密集している場所です。この様な「お塚」が至る所にあります。
約30分登り続けてようやく頂上(海抜233m)付近に到着です。
この独特な雰囲気、何と無く神の聖域に足を踏み入れた感覚。日本人である私でさえも、神々しく感じたわけですから、この様な文化の無い外国人が興味を持つのは当然ですね。
その後、遅れを取りましたが大本命の「清水寺」に向かいます。
さすがは「清水寺」。まだ紅葉の季節には早いですが、それでも物凄い人の数です。やはりここも外国人が半数近く居る感じですね。
私も嫁さんも何度か訪れたことのある清水寺ですが、チビは初めてです。チビに「清水の舞台」をぜひ見せてやろうと思ったのですが...
何と改修中とのこと。中央部の一部のみ解放されていましたが、外からでは本殿を望むことが出来ません。
その後は二年坂、三年坂をブラブラ。兎に角人が多過ぎてゆっくり観光も出来ません。
駐車場に戻る際に立ち寄った「法観寺」。この五重塔は通称「八坂の塔」と呼ばれ、周辺ではランドマーク的存在になっています。
次は「金閣寺」か「銀閣寺」に行く予定でしたが、何処も観光客でいっぱいだろうとのことで、比較的穴場の「上賀茂神社」へ向かいます。
ここはご覧の通りガラガラ。それでも一応世界遺産です。
その後は車で嵐山、嵯峨野をスルーして終了。やはり京都は大観光地。平日であろうが雨天であろうが人が絶えることがありません。世界遺産17施設のうち、5つ位は回れるかと思いましたが甘かった様です。ただ、チビにとっては寺や神社より本音は遊園地の方が良かったみたいで、結果としてこの程度で良かったのかもしれません。