続いて私と3104k君が「酢壺」、最後にまさと蔵之臣君が「タタミ」に上がります。この時期ですから、私と3104k君は磯に上がるなりすぐにエギング&ショアジギング。しかし、反応ゼロで早々に断念し、7時半頃からフカセ開始です。
西側の足場の平な所に私が、東側の先端に3104k君が入ります。「酢壺」は両サイドの崖のせいで、午後まで日陰になるため海面が暗くて良く見えません。なので、ウキを沈めて穂先でアタリを取ります。すると1投目から穂先をひったくるアタリです。
幸先良く30.5pをゲット。その後も退屈無くグレは釣れ続きますが、マキエが効き出すと20p前後の小型も掛かる様になります。沖の状態は良く見えないので分かりませんが、どうも浅ダナで小型が喰って来ている様です。小型を避けるべくタナを深くして何とか型を揃えていきます。その後は30p前後が連発して、これはこれで楽しいのですが、そこそこ引くので段々と負傷中の右腕が悲鳴を上げ始めます。こんな魚も釣れ、刺されてもいないのについつい「痛っ!!」と叫んでしまいます。
そんな中、沖で青物のボイルが至る所で発生します。腕休めにはちょうどいいので、磯竿を置きエギングロッドでジグをブンブン投げてみます。しかしそう簡単には釣れません。その後もフカセをやりながら、ナブラが近付けばエギングロッドに持ち替え、忙しく時間を過ごして行きます。すると今度は足元でスズキがうろうろしています。当然、今度はこれを狙います。ジグをミノーに替えキャスト。すると1発でヒットしますが、エラ洗いでバラシ。その後、別の魚が再びヒットしますが今度はライン切れ。3度目の正直でまたまたヒットしますが、やり取り中にトラブル発生でバラシ。私はこれで終了しましたが、私の敵を3104k君がとってくれます。
これで束の間のゲームフィッシングは終了です。午後からは3104k君と釣座をチェンジします。実を言うと週半ばでひいた風邪が悪化した様で気分も悪くなり、しかも腕が痛いのでここで釣りを終えたいところではあったのですが、迎船までまだまだ時間があるため、とりあえずやれるところまで頑張ってみます。こんな状態ですから集中力も無く適当な釣りをしているのですが、それでもひっきりなしにグレが掛かって来ます。グレ釣りに来ていて、「もうグレはうんざり」とまさかの展開です。後半は20pチョイのグレでも片手では上げれないほど腕が限界に来て、迎船1時間前にとうとうギブアップです。
この日は30p以上のグレを全部持って帰る予定でしたが、腕が痛くてたくさんは捌けないため10尾だけキープ。
この日は「酢壺」以外の殆どの磯で小ウマが大発生しており、グレは釣れたものの大釣りは出来なかった様です。それでも、我々5人で30pオーバーを4、50枚は釣れたので、それなりに結果は残せたのではないでしょうか。
最後にこの人。「タタミ」に上がったまさがジグで仕留めた立派なアコウ。こんなことしているからTFCのメンバーはなかなかグレのトーナメントで勝てないのでしょうね。
■ 釣果 ■
グレ 20〜34p 73尾(30pUP 21尾)、バリコ 27p 1尾、ウマヅラ 20p 1尾
■ タックル ■
竿:1号5.3m 道糸:1.5号 ハリス:1.2号 針:グレ5号
ウキ:M-00 ガン玉:G4 タナ:1〜4ヒロ
■ エサ ■
マキエ:オキアミ4s+パン粉3s+ヌカ4s+集魚剤1s
サシエ:オキアミL、LL