2018年05月30日

垂水西5番(6回目)

例年なら5月末にもなると、オキアミでグレの数釣りが楽しめる西5番ですが、どうも今年は喰いが悪い様です。メンバーからの情報でも、グレは良く浮いているにもかかわらず、オキアミには見向きもしないとのこと。この様な状況では、喰い込みを待つのでは無く、グレがオキアミを咥えた瞬間に合わせを入れる言わゆる「掛け合わせ」をしなくてはなりません。ただ、この「掛け合わせ」と言うテクニック、釣りの技術だけでは無く、観察力や反射神経も要求されるため、集中力が必要になります。今回、年を追うごとに鈍り始めた自分の「感覚」を取り戻すべく、昨日は西5番へ練習に行って来ました。

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既に釣り場にはTFCのヤートさんと他フカセ師1名が入っておられたので、3番目に釣座を構え7時前にスタート。先日までの濁りも取れ、流れも穏やかで雰囲気は良さそうです。しかし、やはりこの日もオセンのご機嫌は斜めでなかなか現れません。サシエも際狙い以外ではずっと残りっぱなしです。こんな状況が3時間ほど続きますが、潮の流れが変わった途端オセンが群れを成して出現。すると、ようやくオセンにつられてグレもちらほら見える様になります。そこですかさずウキ下を矢引に変更。間も無くしてようやく1枚目をゲットしますが、すぐにオセンと共にグレも消えて、再び沈黙が続きます。

お昼になり、隣のフカセ師が帰られたので2番目に釣座移動します。まずは広範囲にマキエを打って様子を見ると、いきなり大量のオセンが現れ、その下に無数のグレが確認出来ます。こうなればいつものパターンです。グレを単独で浮かせるのは容易ですが、問題はオキアミを喰うかどうかです。前述の様に今日は「掛け合わせ」の練習です。タナを矢引に変更し、マーカーの動きに集中します。1投目、口の皮1枚でヒット。2投目も口元に掛かり順調な滑り出しです。しかし、私の集中力はものの10分で無くなりその後は素針連発です。30分も経つと今度はオキアミを咥えさえしなくなります。完全スルーです。ハリスを落とし、針を2号に変更、オキアミも皮を剥いて試しますが、グレにとっては「そんなの関係ネ〜」って感じです。要するにマキエの粉で満腹状態なのです。粉は吸いますが、固形エサには興味ゼロ状態です。それでも、中には必ず喰うヤツが居ると信じて続けますが、そんな食欲旺盛なグレはこの集団には居ません。

その後、この様な貧果では帰れないため、タナを深くして別の群れを探しますがさっぱりアタリがありません。今回も念のため持って来たアオサも試しますが、型が小さいのか居食いばかりで知らない間にエサだけ取られてしまいます。結局、7時〜17時まで10時間頑張りましたが、3枚と言う結果で終了です。

ここ最近の状況ですが、午前中はオセンの動きも悪く、そのお陰でグレは滅多に浮くことがありません。水温が低いと言うこともあるのでしょうが、特に西5番では朝にウミウが潜っているので、それが影響しているのかもしれません。午後になるとウミウが消え、水温も上がって来るのでオセンが出る様になりますが、既に大量のマキエが入っているために、グレが浮いても固形エサへの反応はすこぶる悪いです。浮き始めは辛うじて喰いますが、後半は全く見向きもしません。いかに午前中にグレを浮かせるか、マキエの撒く量を抑えられるかが鍵となると思われます。

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■ 釣果 ■
グレ 23〜26p 3尾 (30pUP 0尾)
■タックル■
竿:0.8号5.3m 道糸:1.5号 ハリス:1号 針:グレ2、3号
ウキ:M-00 ガン玉:無し タナ:矢引〜3.5ヒロ
■ エサ ■
マキエ:パン粉4s+ヌカ4s+集魚剤1s
サシエ:アオサ、オキアミ
posted by tarumit at 11:13| 釣り

2018年05月25日

垂水西5番(5回目)

8日振りの西5番釣行です。現地到着は午前6時半。角には既にTFCのヤートさんが入られていたので、この日も2番目に釣座を構え7時スタート。

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前日の雨で海は濁っています。長潮と言うことで潮の流れも読み辛いです。水潮のせいか水温が下がったのかオセンも殆ど浮いて来ません。元気なのはボラだけです。昼前からは西風も強まり益々状況は悪くなるばかりです。さすがに心が折れて11時半頃に早めの昼食タイムです。未だ釣果無く嫌な予感が漂います。

午後からは潮の流れが変わり、若干濁りが取れます。すると、突然オセンにもスイッチが入り、元気良くマキエを追う様になります。こうなればしめたもの。オセンをマキエで何度も動かしていると、ようやくグレの姿が見え始めます。あとはいつものパターンでオセンの群れの先端でグレを浮かせると、やっとのことでグレがヒット。その後もタナ1m〜1ヒロで連チャンモードに入ります。しかし、風も無くなりベタ凪になると、見えているグレはオキアミには見向きもしなくなります。群れのど真ん中にサシエがあるにもかかわらず、咥えさえしません。浅ダナ狙いを諦めて、タナ2〜3ヒロを探ると、単発で喰って来るものの15時頃からはピタリとアタリが無くなります。

その後は念のために持って来たアオサにチェンジ。オキアミでは全く反応しないグレがいとも簡単に喰ってくれます。ただ、アワセミスも連発で、何とか5枚追加してフィニッシュ。

やはり時期的に個体数が少ないためか、マキエが入り過ぎる後半は喰いが悪い様です。ただ、グレも浮く様になり、オキアミにも反応する様になって来ましたので、ようやく本格的なシーズンに入った感がします。これからが楽しみです。

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■ 釣果 ■
グレ 20〜27p 14尾 (30pUP 0尾)
■タックル■
竿:0.8号5.3m 道糸:1.5号 ハリス:1号 針:グレ3号
ウキ:M-00、M-0 ガン玉:無し タナ:矢引〜4ヒロ
■ エサ ■
マキエ:オキアミ1.5s+パン粉4s+ヌカ4s+集魚剤0.5s
サシエ:アオサ、オキアミ
posted by tarumit at 21:54| 釣り

2018年05月23日

篠山ドライブ

月曜日は日曜参観の代休でチビは学校がお休み。天気もいいので、義母を誘って篠山方面にドライブに行って来ました。まずは道中にあった淡河の道の駅で昼食を取って、その後立杭焼きのお店に立ち寄ります。

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昔は陶器を集める趣味があったので、信楽や備前等に何度か足を運びましたが、今はお金が無いので見るだけです。チビは元々何の興味も無いので退屈そうでした。

次に向かったのは今田町にあるこんだ薬師温泉「ぬくもりの郷」。数年前に一度来たことがあり、なかなか良かったので、久々に寄ってみました。

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入浴料は大人700円、子供300円、小学生未満は無料です。前回は休日に行ったので、芋洗い状態でしたが、今回はガラガラでした。

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露天風呂では、雲一つ無い空から太陽の光が差し込み、お湯に揺られて反射する様が心地良く、本当に癒されました。お陰で随分と長風呂をしてしまいました。

時間があれば篠山の街をぶらぶらしようと思ったのですが、「ぬくもりの郷」で長時間滞在したため、この日はこれで終わりです。

野球の無い休日。チビは若干消化不良気味でしたが、我々「老人組」はいいリフレッシュデイになりました。
posted by tarumit at 10:48| その他