予想通り、開始早々より潮は右に行ったり、左へ行ったり、強烈な当て潮になったりと予測不能な流れです。テトラ際に生える海草の向きや、上流から流れて来るゴミ等の動きを見て何とか流れを予測しながら、仕掛け投入点を決めて行きますが、それでもなかなか思う様に仕掛けを運んでくれません。そんな中、開始30分ほど経った時、ようやく理想通りに仕掛けが流れると、絵に描いた様にチヌのアタリが出ます。ファーストヒットは48pの良型です。
暫くすると、今まで複雑だった潮の流れが突然穏やかになります。こうなるとエサ取りも増え、テトラ際ではサシエが残らなくなります。そんな中、隣のまさに待望のアタリ。私が釣ったチヌとほぼ同サイズをゲットします。
私も負けじとサシエの残る所を探しながら攻め続けて行くと、ようやく2枚目がヒット。やや小ぶりですがきれいな魚体のチヌです。「ここからが本番」と戦闘モードに入りますが、潮も殆ど動かなくなり全く喰わなくなります。エサ取りも更に活発になり、オキアミでは毎回サシエが取られてしまいます。ネリエに変えると触りもしません。戦闘モードから一変、暫くはダラダラモードに変わってしまいます。ひろさんもエサ切れで終了、後半はまさと2人で粘ります。
15時半頃から潮は動き出しますが、今度は2枚潮です。表層がかなり滑っている様でウキ、道糸が仕掛けを引っ張ってしまいます。これではマキエとサシエが全く同調しないため、ガン玉を追加してウキを沈めて狙って行きます。相変わらずエサ取りも多いため、終盤はネリエ1本で探って行きます。16時半、マキエも残り僅か、そろそろ終わりかな?と思っていたその時、ようやく3枚目がヒット。その後、数回探ってエサ切れで17時に終了です。
水温は10℃を切って、手が痛くなるほど冷たい状況ですが、意外にも海の中は結構賑やかです。潮さえ味方に付いてくれればチヌは高確率で釣れると思います。特に今年は例年に無く魚影が濃い様に思いますね。
■ 釣果 ■
チヌ 33〜48p 3尾
■タックル■
竿:0.8号5.3m 道糸:1.8号 ハリス:1.5号 針:チヌ2号
ウキ:M-G2 ガン玉:G4+G6(+G7) タナ:3.5〜4ヒロ
■ エサ ■
マキエ:オキアミ1.5s+集魚剤1.5袋+ヌカ4s+パン粉2s
サシエ:オキアミLL、ネリエ(イエロー)