2016年05月28日

垂水西5番(11回目)

昨日は久々にTFCの蔵之臣君と行って来ました。雨が上がるのを待って、現地到着は午前7時。心配された濁りも無く、流れも穏やかで期待十分です。早速準備を整え8時スタート。

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早速オセン軍団が出没。オセンが出るぎりぎりの所を狙い続けますが、最近の不調が物語る様にグレからの反応は一向にありません。オセン、ボラの動きはいつも通りなのですが、グレだけがご機嫌斜めの様です。時間が経つに連れ、オセンの動きが更に活発化。ポイントを徐々に沖に移し、10時頃、ようやく1枚目がヒット。その後も遠投で数枚釣って休憩に入ります。再開後は竿2本先でようやくグレが湧き始めます。ウキ下を矢引きに変え狙い打ちしますが、微妙なアタリに素針を連発。必死のパッチで何とか10枚釣ったところで再び休憩です。矢引きでマーカーアタリを捉える釣りは、ボラが大量に居る中でアタリを見極めるのに相当な神経を使います。そのためたまに息抜きをしないと体が持ちません。この日は蔵之臣君との会話もはずみ、再開したのが小1時間後。すると先ほど湧いていたグレは何処へやら。オセンも消えたり出たりと動きが鈍くなっています。沖にも出る気配も無く、竿2本先以上ではサシエは残りっぱなしです。結局、午後からはノーフィッシュで16時半に終了です。

今週に入ってからグレの活性が低下しています。特に午後からはオセンが動かなくなり、グレもさっぱり釣れません。原因は分かりませんが潮が一巡すれば、また状況に変化があるかもしれませんので次回に期待したいと思います。

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■ 釣果 ■
グレ 20〜28p 10尾
■タックル■
竿:0.8号5.3m 道糸:1.5号 ハリス:1号 針:グレ3号
ウキ:M-00 ガン玉:無し タナ:2〜3ヒロ→矢引き→2〜3ヒロ
■ エサ ■
マキエ:集魚剤1袋+パン粉2s+ヌカ3s+前回の余りエサ
サシエ:オキアミM
posted by tarumit at 10:15| 釣り

2016年05月24日

垂水西5番(10回目)

沼島での消化不良を解消すべく、昨日は単独で西5番へ行って来ました。角とその横には既にグレ狙いの釣人が入っていたため、3番目に入って9時前にスタート。

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開始早々から潮は東向き激流です。仕掛けを正面に投げると馴染むまでに隣の釣人の前まで流れるため、すぐに回収しなければなりません。また、西側には投げ釣り師のラインが沖に伸び、仕掛けを投入出来ません。そんな窮屈な状態でリズムにも乗れず、なかなか思う様な釣りが出来ません。ただ、幸いにも潮上に釣座を構えているお陰でオセンは若干少な目です。また、沖は流れが速いですが、竿2〜3本先はたまに緩む時があります。オセンがマキエに乗って潮下に移動し、且つ潮の緩いタイミングで狙い打ちしてようやく1枚目がヒットです。その後も、リズムは悪いながらも、このパターンでしか釣る方法が浮かばないため続けて行きます。潮が全体的に緩み出すとようやくグレも浮き出し、矢引きで連発します。9枚を釣った所でお昼休憩に入ります。午後からは潮が変わり、西向きに流れ始めます。流れも時間が経つに連れ速くなりオセンも全く沖に出なくなります。グレも完全に姿を消し、竿2本先以上ではサシエはずっと残りっぱなしです。かと言って際近くを狙うとオセンに秒殺です。オセンの出るぎりぎりを狙っても答えは出ません。その後海も急に濁り出し、オセンもその数がどんどん減って行きます。これではもうお手上げ状態です。結局、午後からは釣果ゼロでマキエを残し16時前にギブアップです。

西5番は大潮の時、西側はとても釣り難くなります。活性の高い時期なので何とかなるかと思ったのですが、やはり甘かった様です。最初から3番側で竿を出しておけば、もうちょっとまともに釣りが出来たと思います。

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■ 釣果 ■
グレ 20〜26p 9尾
■タックル■
竿:0.8号5.3m 道糸:1.5号 ハリス:1号 針:グレ3号
ウキ:M-00 ガン玉:G8→無し タナ:2〜3ヒロ→矢引き→2〜4ヒロ
■ エサ ■
マキエ:集魚剤1/2袋+パン粉3.5s+ヌカ4s
サシエ:オキアミM
posted by tarumit at 09:58| 釣り

2016年05月22日

沼島でグレ狙い

昨日はTFCのプチ大会を沼島で開催しました。参加者は8名、グレ5枚までの総重量を競います。この日の磯割りは2番区。クジで降順を決め、北の「黒ハエ」から南下、「下立神」まで順番に上礁します。クジ2番の私は「大ハエ」に上礁。ここは去年の同時期に上がり、爆釣した磯です。

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南東向きに釣座を構え、6時前にスタート。まずは海の様子を伺うために、パラパラとマキエを打ってみます。暫くすると多数のオセンと小ベラが集まりますが、その中にはグレの姿は見えません。「まあ、オセンさえ居れば、いずれグレは出るだろう」とまずは様子見で竿2本先〜3本先を2ヒロから探って行きます。オセンはマキエの分離で殆ど沖には出ないのですが、サシエは毎回取られてしまいます。しかも、針が取られたり、ハリスに多数の噛み後が残っています。言うまでも無く犯人はフグです。開始早々からフグ地獄の始まりです。ポイントを左右に変えたり、遠投で狙ってみても全部フグの餌食になります。ハリスだけで無く、道糸も噛み噛みするもんですから、仕掛け作りも大変です。兎に角耐えて、サシエの通る場所を探し続けましたが、とうとう9時頃にギブアップ。仕掛けが2ヒロ以上入ると十中八九フグにやられてしまうので、ガン玉をはずしてウキ下矢引きから2ヒロまでを探ってみます。未だオセンの群れの中や下にはグレの姿は見えませんし、沖に浮いている気配も全くありませんが、フグを避けるためにやむを得ません。ただ、前回釣行時に同じ様に試した際に、稀に数匹のグレが急浮上して、サシエを喰ってくれた経験があるため、釣れる可能性がゼロではありません。すると、浅ダナで狙い始めて30分、ようやくまともな魚がヒットしますが、釣れたのはコイツです。

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グレでは無く残念でしたが、フグ意外の魚がようやくサシエを咥えてくれたので、少し気持ちが落ち着きます。その後暫く沈黙が続き、とうとう待ちに待った瞬間がやって来ます。約20m先に投入した仕掛けが馴染んだ時、一瞬マーカーが走ったのを見て竿を持つ右腕が条件反射で反応。すると先ほどのアイゴ同様、強烈な引きで竿が大きく弧を描きます。引きからしてグレであることを確信、貴重な獲物だけに慎重にやり取りをして、無事ランディング成功。

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実に4時間半掛けて釣り上げた値千金のグレです。やはり、何かのきっかけで浮いて来るグレが何匹か居ることが分かり、同じパターンで続けて行きます。しかし、その後はアイゴ、ウマヅラが釣れるだけで、一向にグレが釣れる気配はありません。その後、試しに再びウキ下を2ヒロ取り、深いタナを探ってみますが、やはり前半同様フグの猛攻に遭います。もう八方ふさがりで手の打ち様がありません。この時点で完全に深ダナ狙いを諦めます。残り時間もマキエも少なくなり、「もう無理か」と諦めかけた時、再びさっき釣れたグレと同じ様な微妙なアタリ。半信半疑で合わせると最後の最後に33pがヒット。時間にして13時、その後3投してエサ切れとなり終了まで40分を残してフィニッシュです。

結局、最後までオセンの周辺にグレは姿を見せることはありませんでした。沖にも浮くことも無かったので、2枚釣れたのはまさに奇跡です。他の磯でもこの日は調子が悪く、8人で10枚と言う貧果に終わりました。検量では釣果2枚ながら1480gあり、辛うじて1位となりました。2位には4枚を釣り上げたものの、型が小さかったたばこ屋さんが入りました。

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3位はノリさんです。グレの他、型の良いマダイ、チヌも釣られていました。

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これからますますエサ取りが増え、釣り難くなる沼島ですが、上手く条件さえあれば数、型共に期待が出来ると思います。機会があればリベンジしたいですね。

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■ 釣果 ■
グレ:32〜35p 2尾 アイゴ:35〜37p 2尾 ウマヅラ:33〜35p 2尾
■タックル■
竿:1号5.3m 道糸:1.7号 ハリス:1.2号 針:グレ3、4号
ウキ:M-00 ガン玉:G8→無し タナ:2〜3.5ヒロ→1m
■ エサ ■
マキエ:オキアミ3s+集魚剤1/2袋+パン粉4s+ヌカ4s
サシエ:オキアミM、ムキエビ
posted by tarumit at 23:14| 釣り