2016年01月25日

妻鹿5番でまさかの...

先週から風邪をひき、熱が下がらず今日で4日目。嫁さんにもうつしてしまい、2人とも寝たきり状態です。しかし、今日は月曜日。私も嫁さんも仕事があるのでいつまでも寝ているわけにも行かず、ロキソニンの力を借りて、何とか一時的に復帰しております。再び、意識が朦朧となる前に21日の釣行をお伝えします。

前日に釣志会、長谷川会長より妻鹿釣行のお誘いを受け、一人で姫路まで向かいます。すると現地でTFCのたばこ屋さんとたまたま遭遇。と言うことで、長谷川会長、長男の真也君、たばこ屋さんの3人で今年最初の妻鹿チャレンジです。この日はテトラ側にフカセ師が7名と少な目です。北から2番目に真也君、3番目に会長、4番目に私、5番目にたばこ屋さんが入り、夜明けと同時に釣り開始です。

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私はグレ狙いですが、潮の流れが速い上に濁りもきついので暫くは様子見でチヌを狙ってみます。まずは沈め探りでいきなりの大遠投で狙って行きます。しかし、手前の潮の流れが尋常では無く、なかなか上手く仕掛けが馴染みません。その後、ガン玉を追加したり、ウキの浮力を変えてみたりと色々試してみますが、全くチヌからの反応がありません。ここ5番の全てを知り尽くしている長谷川親子も珍しく釣果がありません。他の釣り人も釣れている気配は無く、長い長い沈黙の時間が続きます。しかし、9時半頃、ようやくたばこ屋さんがこの日のファーストヒット。しかし釣れたのは25pほどのキビレです。ここで私はチヌ狙いに見切りを付け、グレ狙いに変更します。テトラ際ぎりぎりを穴釣りの様に探って行きます。幸先良く魚がヒットしますが、釣れたのは15pほどのタナゴです。その後も探っても探っても釣れるのはタナゴばかりです。狙いを際から竿1本先に変えるとタナゴのサイズが良くなるだけで、グレは一向に掛かってくれません。釣座を変えながら暫く粘りましたが、状況に変化が見られないため2時間ほどでギブアップ。その間、ようやく会長にもチヌがヒットしますが、これも小型です。

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午後からは再びチヌ用に仕掛けを戻し、必死で粘りますがたまに釣れてもやはりタナゴです。結局、私は早々に心が折れ14時過ぎにフィニッシュ。と同時に真也君がこの日一番の良型をヒットです。

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キビレが多いこの日、唯一「まとも」と言えるチヌです。妻鹿サイズではありませんが、この日に限っては価値ある1尾です。

結局、私はグレ、チヌともにボウズ。完全試合です。妻鹿では10年振りくらいでしょうか。
因みに長谷川親子の釣果です。2人にしては超貧果とのことですが、腕の差を見せつけられました。また状況が良くなって、誰でも釣れる様になってからもう一度チャレンジしてみます。

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■ 釣果 ■
無し
■タックル■
竿:0.8号5.3m 道糸:1.7号 ハリス:1.2号 針:チヌ3号、グレ3号
ウキ:M-00、M-000、M-B ガン玉:G7→G7+B タナ:1〜5ヒロ
■ エサ ■
マキエ:前回の余りエサ+集魚剤1/2袋+パン粉1s+ヌカ3s
サシエ:オキアミL、M
posted by tarumit at 18:10| 釣り

2016年01月17日

徳島伊島で我慢大会

昨日は今年最初の磯釣りにTFCのたばこ屋さんと蔵之臣君と行って来ました。例年、年が明けると水温低下であまり期待が出来ない伊島ですが、今年はまだ水温が高く、「もしかして釣れるかも」とかすかな期待を持って釣行を決断しました。
伊島では磯は早い者勝ち。1級磯の「西長」を押さえるため出船は午前3時過ぎと超早めです。当然、真っ暗の中で磯上がりです。寒さを凌ぐため、持って来た薪で焚火をして夜が明けるまでの3時間ほどを過ごします。

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気温は2℃。磯の上は風速10m以上。焚火が無ければ耐えられません。コンロも持参してカップラーメンやホットコーヒーで体の中からも暖を取り、兎に角明るくなるまで耐え凌ぎます。そして午前7時、ようやく釣り開始です。本命ポイントは例の如く向かい風が強烈で、頻繁に波しぶきが襲って来ているので、老体の私はパスして2人に譲り、私は風裏となる船着きに釣座を構えます。ここは滅多に釣れない所。しかし、寝不足で寒さに弱い私は釣果より体のことを優先します。

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表側が嘘の様にここは穏やかです。まずは全遊動で際近くを探って行きます。しかし、何度探ってみても全く反応がありません。「エサ取りくらいはいるだろう」と底近くまで探って行ってもサシエは残りっぱなしです。期待薄とは分かっていましたが、ここまでひどいとは予想外です。アタリが全く無い上に徐々に気温も上がり睡魔が何度も襲って来ます。そんな状況が約1時間半ほど続き、そろそろ本格的に寝そうになった時、突然たたき起こされます。手持ちの竿が一気に絞り込まれ、何も出来ずにラインブレイクです。これで一気に目が覚め気合を入れ直し再度アタックです。すると間も無くして再びアタリ。しかし、今度は道糸とハリスの直結部分で切れてしまいます。3度目の正直で再びトライ。またまたヒットしますが、今度は痛恨の針ハズレです。目は覚めていますが、どうもまだ体は寝ている様です。もう一度仕掛けを全て丁寧に作り直し、4度目の正直を期待しますがアタリはそれっきり。その後再びサシエが残り出し全く生命反応が無くなります。10時頃にはとうとう限界を感じ、釣りをストップ。まだ火がくすぶっている焚火の前で休憩に入ります。その後、本命ポイントに入った2人の様子を伺ってみても、強烈な向かい風で思う様な釣りが出来ずに未だ釣果無しです。それでも私と違い、この状況で心が折れずに粘っている2人の根性には頭が上がりません。

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しかし、ここは伊島を代表する「西長」の大本命ポイント。最悪の状況と言え、そこで竿を出さずに終わることは出来ないため、私も根性を出して少しだけやってみることにします。蔵之臣君にお願いして釣座を譲ってもらい第1投。向かい風が強いのと、流れが速いため、ウキを固定にして直結部分にガン玉G2と針上20pにG7を追加、ウキを一気に沈ませてある程度ポイントまで流れた時に仕掛けを止めて待ちます。マキエはどこかでサシエと同調する様に潮上に数回に分けて打ちます。すると何と1投目で36pのグレがヒット。「もしかしてこれがパターン?」と思い、再び同じ様に攻めて行くとすぐにまたヒット。今度は30p強の小型。蔵之臣君にお願いしてもうちょっとだけ続けさせてもらいます。そして5投目、今度は微妙なアタリ。「グレか?」と思い試しに合わせるとこれまでに無い重量感。ハリスがズタズタになりながらも何とかタモに収まったのが値千金の47p。これで私も大満足、約30分ほどいい思いをさせて頂き釣座を交代します。その後は再び釣れない船着きで竿を出しますが状況は変わらず。次にここもあまり期待出来ないのですが、「オチ」向きの先端に入ります。

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ここはいかにも釣れそうな雰囲気なのですが、やはり反応は全くありません。シモリも点在して、潮も良く流れているのですが、1時間ほど探ってみても一度もサシエを取られずにギブアップです。残り1時間ほどになったので、今度は東側先端、たばこ屋さんの横に入り、東向きを探って行きます。ここは本命ポイントの横になるため多少は期待出来るのですが、潮が東に流れないと釣れません。この日は本命側、つまり西へ流れるためやはり反応無しで終了です。

結局、7時から14時まで7時間の釣りでしたが、本命ポイントに入った30分だけ反応があり、他の釣座ではサシエも取られないほど「死の海」の状況でした。ただ、本命ポイントでは私がグレを釣った後、2人にも釣れ、納竿間際にはたばこ屋さんが私と同寸の47pを仕留めるなど、さすがは「西長」と呼べるサイズが出ました。数には不満が残りますが、ダメ元で臨んだ釣行にしてはそれなりに釣れたので、ぎりぎり合格点と言ったところでしょうか。

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たばこ屋さんが釣った47p

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■ 釣果 ■
グレ 32〜47p3尾 カワハギ28p1尾
■タックル■
竿:1.2号5m 道糸:1.7号 ハリス:1.5号 針:グレ4、5号
ウキ:M-00 ガン玉:G8→G2+G7→G7+G7 タナ:3〜6ヒロ
■ エサ ■
マキエ:オキアミ4.5s+集魚剤1袋+パン粉2s+ヌカ3s
サシエ:オキアミL
posted by tarumit at 01:05| 釣り

2016年01月12日

垂水西5番(2回目)

昨日は前回好調だった西5番へTFCのまさと行って来ました。この時期になると釣り人も減り、祝日にもかかわらずグレ狙いは我々2人のみ。お陰で場所取りのための早起きも必要無く、ゆっくり目の8時にスタート。

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まずは海の活性を上げるため、広範囲にマキエを打ちます。しかし、集まって来たのは常連のボラ達だけでオセンの姿は全く見当たりません。暫く様子を伺いますが、一向にオセンは現れません。出ないオセンを待ってもしょうが無いので、取りあえず竿1〜2本先を全遊動で探って行きます。すると間も無くしてアタリがあるのですが、釣れたのはイワシ。良く見るとマキエに群がるボラが去った後に、イワシの大群が集まっています。暫くするとようやくオセン軍団も登場して来たのですが、イワシが来ると消えてしまいます。どうもイワシを嫌がっている感じです。何とかマキエでオセンを出そうとするのですが、やはり水温低下で活性が低いと言うこともあり、なかなか姿を現してくれません。結局、午前中はオセンが出た時に何とか深ダナを狙ってグレ2枚釣るのがやっとです。この日はイワシが湧いているようでワンド内もサビキ師達で賑わっています。

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午後からは更に状況が悪くなり、オセンは殆ど姿を現しません。マキエに群がるのはボラとイワシだけです。こうなればグレを諦め、いつものイワシ漁を始めます。マキエでイワシを際に集めタモで掬って行きます。20分ほどで230尾をゲットです。

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まさと2人で分け合って、晩飯のおかずも確保出来たのでこの日はこれで終了です。
水温も14℃台まで下がり、グレが狙えるシーズンもあと僅かです。あと何回チャレンジ出来るか分かりませんが、必ずリベンジしたいと思います。

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■ 釣果 ■
グレ 20〜24p2尾
■タックル■
竿:0.8号5.3m 道糸:1.5号 ハリス:1号 針:グレ3号
ウキ:M-00 ガン玉:G8→無 タナ:3〜4ヒロ
■ エサ ■
マキエ:前回の余りエサ+パン粉1袋+ヌカ1.5s
サシエ:オキアミS
posted by tarumit at 04:42| 釣り