24日はTFCメンバー5人と共に、エサ光さん主催のチヌ釣り大会に参加して来ました。天気予報では午前中は小雨、風速10m以上とのことでしたが、当日は薄日が差し、風も殆ど無い状況でまたも予報ははずれ。いい方にはずれたので良かったのですが、レインウェアを着ていたお陰で汗ダクになりました。さて、競技の方ですが、例年通りチヌ1尾長寸で競われます。私が引いたクジは7-1。つまり7番波止で釣座優先権1番と言うことになります。この7番波止は6番波止とテトラで繋がっています。

因みに次の写真が西向きです。

潮が引けば行き来は出来るのですがちょっと危険です。釣座優先権1番の私は西の先端に入ろうか悩んだ挙句、以前に釣れなかったことを思い出し、東の先端、つまり6番とテトラで繋がっている端の部分に入ります。競技開始は午前5時45分。のんびり屋の私は仕掛けに悩み6時スタートです。

まずはウキG2タナ3.5ヒロで竿2本先を狙います。潮は殆ど動いていない状態です。1投目、2、3分待ち、ウキに反応が無いため回収するとサシエは残ったままです。サシエが残るのはこの時期珍しいことです。魚が居ないのか、もしくはチヌまたコブがうようよしていてエサ取りが寄れないのかどちらかです。後者を期待して再度仕掛けを投入します。今度はアタリが出るまで暫く待ちます。すると、一瞬シモッたウキが徐々に海中へ消えて行きます。じっくり待ってアワセを入れるとかなりの重量です。慎重にラインを巻き上げ、徐々に浮かせて行きます。すると何と銀ピカのチヌではありませんか。しかし、タモを掴もうとした瞬間、急に軽くなります。何と痛恨のハリス切れです。しかも、ハリスのちょうど中央で根ズレの跡もありません。なぜ切れたのか分からず、意気消沈です。気を取り直し、再度仕掛けを投入。するとまたしてもヒットです。しかし、今度の獲物は全く相手になりません。動きを止めることが出来ずにラインブレイクです。これは確実にコブダイの仕業です。仕切り直しで、狙う場所を少し沖に変更します。すると、マキエが効き出したお陰で、辺り一面オセン軍団に囲まれてしまいます。これではサシエが5秒と持ちません。オセンを分離しながら竿4本先前後に狙いを変更します。すると釣れるのはベラばかり。暫く粘りますが、チヌからの反応はありません。開始1時間を過ぎると急に潮が西へ流れ始めます。しかも6番との間のテトラに潮が通るため、当て気味に流れます。そこで重い仕掛けに変更しますが、幾ら遠投してもあっと言う間に仕掛けが際まで流れ着いてしまいます。すると根掛かり連発で続行不能です。暫く様子を見るため釣りを中断して、波止の上をうろうろ。9時の時点で誰も釣果はありません。気が付けば、潮の流れが速過ぎて、6、7番の釣り人は殆どが内側に移動しています。私も移動しようと考えましたが、内側も釣れていないため、再びテトラ側で粘ります。しかし、潮の流れは緩むこと無く、テンションも徐々に低下して行きます。残すところあと10分になった時、残ったマキエをドカ撒きしてラスト1投です。すると、2時間ほど何のアタリも無かったウキが一気に消し込まれます。なぜかここ最近、ラスト1投でドラマが起きます。そのドラマを期待してアワセを入れるとなかなかの手応えです。潮の流れの抵抗で、更に重量感が竿に伝わります。「何とか銀色であってくれ〜」と心の叫びを連発しますが、タモに収まったのはやはりコイツです。

しかも小型です。結局、これが最後の魚となりフィニッシュです。過去15回参加して5回目のボウズです。
この日、6番、7番波止は全員がボウズ、全体でも参加者約90名に対してチヌを釣った人が僅か5名と言う散々な結果となりました。しかし、やってくれました。TFCのサトシF君が44.5pを釣って準優勝に、クロさんが41.5pを釣って4位に輝きました。釣れた5人の中に当クラブから2名が入っていたのは奇跡的です。
チヌの大会は来月に行われるマルキューのM1カップが私にとって今シーズン最後になります。今回のリベンジが出来る様、最善を尽くして来ます!
■ 釣果 ■
コブダイ33p 1尾 ベラ多数
■ タックル ■
竿:1号5.3m 道糸:1.7号 ハリス:1.5号 針:チヌ2号 ウキ:MG2→MB→M3B
ガン玉:G2→B+G7→2B+G4+G6 タナ:3.5〜4.5ヒロ
■ エサ ■
サシエ:オキアミL、ネリエ マキエ:オキアミ3kg+パン粉3kg+ヌカ4kg+集魚剤1.5袋
posted by tarumit at 11:38|
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