2015年01月28日

妻鹿で撃沈

27日に釣志会会長の長谷川さんと妻鹿に行って来ました。前回、早めの撤収で消化不良気味だったので、今回こそはと臨んだ妻鹿釣行ですが、またも昼までとのこと。予報では後半は風も収まるとのことで、15時までは釣りが出来ると踏んでいたのですが、船長曰く前線の通過で波が出るとの判断。またしても期待を裏切られ、テンションは下がりっぱなし。とは言えキャンセルするわけにも行かず、渋々船に乗り込みます。しかし、そのお陰か5番へ上がった釣り人は僅か5人のみ。私が北から20mほどの所(いつもの3番目)、長谷川さんがその横(いつもの5番目)に入り、7時前にスタートします。

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この日は温排水の出が遠く、しかも、朝一から左へ激流です。いつもの沈め探り仕掛けで遠投を試みますが、すぐに北側のテトラ際まで流されてしまいます。そうなると、テトラ近くで待ち構えるフグ軍団に殆ど毎回サシエはおろか、針までも取られてしまいます。また根掛かりも多く、なかなかリズムに乗れません。開始1時間半以上が経ちますが、まだ5番の釣り人は誰もチヌを釣っていません。普段であれば約半数以上の釣り人が既にチヌを手にしている時間なのですが、潮の流れだけで無く、チヌの活性そのものも良くない様です。私も遠投を諦め、沖30m付近で少し流れの緩い所を見つけ、ひたすら打ち返して行きます。すると9時頃、ようやくファーストヒットです。

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中型ですが、何とか1枚釣れてほっとします。その後も暫く沈黙が続き、10時頃に2匹目がヒットです。ようやく時合いかと思われたのですが、潮の流れが更に複雑になり、どう攻めていいのか分からなくなります。試しに重い仕掛けに変更し、タナをきっちりと決めて流してみますが、サシエは残りっぱなしです。そうこうしているうちにようやく長谷川さんの竿が大きく曲がります。

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これでリズムを掴んだのか、その後も連続でチヌを掛けられますが、掛かりが浅くバラシ連発です。私はと言うと、最後まで潮の流れに翻弄され、攻め方が分からずノーヒットで終了です。結局、昼迄とは言え、長谷川さんと仲良く2枚ずつの貧果に終わりました。

この日は前日の雨が影響したのか、潮の流れのせいかは分かりませんが、兎に角チヌの活性がイマイチでした。他の人も釣れている様子も無く、妻鹿とは思えない状況でした。2ケタ釣果は当たり前の長谷川さんでさえも、ファーストヒットまで3時間半も要した訳ですから、いかに状況が悪かったかが伺えます。また、あわよくばグレでもと今回もひたすら際にマキエを打ち続けていましたが、大量のボラとタナゴが群れるだけで、グレの姿は確認出来ませんでした。ひとまずグレのシーズンは終了かもしれません。

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■ 釣果 ■
チヌ37〜47p 2尾
■ タックル ■
竿:0.8号5.3m 道糸:1.7号 ハリス:1.2号 針:チヌ3号 ウキ:L000→M00→M3B
ガン玉:G6→G7→B+G2 タナ:2〜5ヒロ サシエ:オキアミL マキエ:グレ用余りエサ+ヌカ3kg
posted by tarumit at 08:33| 釣り

2015年01月26日

白雲谷温泉ゆぴか

先週は週初めから風邪で体調を崩し、木曜まで寝たっきり状態。するといつもの逆パターンでチビに風邪をうつし、金曜からぐったり。何とか土曜の夜には熱も引いて、日曜の朝には久々に家族全員元気な朝を迎えました。急に元気になったチビが今度は退屈病にかかり、何処かに行きたそうな目で私を睨みつけます。「何処行きたいん?」の問い掛けに「温泉!」と意外な答え。幼稚園児らしからぬリクエストに応えるべく、すぐにネットで検索。小野に「ゆぴか」と言う日帰り温泉施設を発見。取りあえず行ってみました。

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入浴料は大人600円、幼稚園児は無料と言うことでなかなかリーズナブル。館内も清潔で明るくGoodです。さて、問題のお風呂ですが、バリエーションに富んでそれなりに楽しめますが、なんせ日曜と言うことで満員御礼、まさに芋洗い状態です。折角ゆっくりしようと思ったのですが、足を伸ばして入ることも出来ません。

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まあ、それでもチビは体が小さいので、少しの隙間でも入って行けるので、それなりに満足そうでした。なかなかいい温泉でしたので、また平日に人の少ない時にでも行ってみたいと思います。

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posted by tarumit at 22:55| その他

2015年01月21日

チーム鬼掛兵庫・第1回大会in出雲崎

18日、TFCメンバーのまさ、たばこ屋さんとともに串本町の出雲崎まで行って来ました。当日は数日前からの体調不良で参加が危ぶまれましたが、ロキソニン漬けで何とか体は回復、あとは気合いで大会に臨みました。当日は和歌山支部との合同開催と言うことで参加者は35名ほど。25p以上のグレ8枚までの総重量を競います。

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例年通り、この時期の出雲崎は寒グレシーズン真只中、連日好釣果が続いていましたが、ここへ来て突然の水温低下、活性はすこぶる悪いとのことです。それでも釣り場が広いので、いい磯に上がればチャンスは必ずあります。抽選の結果、5番を引いた私は和歌山のF永氏とともに「地のカンゴメ」と言う湾内磯に上がります。

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過去にこの磯で好釣果を上げたことがあるF永氏曰く、ポイントは「双子」向きとのこと。釣座じゃんけんで勝った私はポイントが分からないため、あえて本命場をF永氏に譲り、@に入ります。まだ、寒さで体が温まらず、本調子にならない私はF永氏の釣りを見学しながら準備に取り掛かります。するとF永氏から早速「あかんわ〜」の声。この時期の串本名物、トウゴロウイワシが大量に湧いておりサシエが通らないとのこと。私も試しにマキエを打つとこんな感じです。

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しかも、潮の流れが本来グレが喰う向きと反対で、湾内向きに流れている始末。グレの活性が高ければ、イワシ達をけちらかしてくれるとのことですが、この潮では期待出来ません。何のプラス材料も無いまま、やっつけ仕事的にようやく第1投。やはり、サシエのオキアミは秒殺です。針を大きく、サシエも大きくすると多少は持ちが良くなりますが、いずれは取られてしまいます。ボイル、ムキエビも試しますが、状況に変化は見られません。マキエの分離も全く出来ません。

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こうなれば、仕掛けを重くして一気にイワシの層を突破し、深いタナを狙ってみますが、今度は小型のカワハギやキタマクラが待ち構えています。何の手立ても無いまま前半の4時間が終了です。本来ならここで釣座交替なのですが、交替しても意味が無いだろうとのことで、そのまま続けます。

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気温も上がり、私の体調も良くなって来たので、ここで一旦釣りを中断し、磯の周りの観察を始めます。すると、イワシの群れの下に数匹のアオリを発見。試しにタモでイワシを掬い、弱らせたイワシを針に付けて放り込むと、すぐにヒット。しかし、当然の如く掛け針が無いためアオリは掛かりません。それでも、アオリ達の食欲は旺盛で、離してもすぐに他の仲間が抱き着いてエサの取り合い状態です。この状況に何でも屋の私が黙って引き下がる訳には行きません。仕掛け入れの中をゴソゴソ探していると有りました。アオリ用の掛け針です。すぐに仕掛けを作り直し、再びアオリが戯れる海中へ投入すると一発でヒットです。

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その後も狙いましたが、1杯目のアオリの墨で他の仲間が消えてしまい不発です。かれこれ1時間ほど時間を潰し、グレ狙い再開です。潮も引いて来たのでAに釣座を移動します。状況は前半と余り変わりませんが、狙う場所をあちこちと変えて行くとたまにサシエが残ります。これなら可能性があると信じ、生のオキアミのみで探って行きます。13時頃、ようやく願いが通じグレがヒットしますが、規定寸法足らずです。その後も前半のダラダラ感が嘘の様に必死で狙って行きますが、釣れるのはイワシ、ベラ、フグばかりです。残り30分になった時、潮も満ちて危なくなって来たので再び@に戻ります。ここで終了するかどうか、しばし考えていると何と、今まで私が狙っていたポイントでF永氏が大物を掛けます。この磯で最初で最後となる大物に息を呑んで見守ります。一瞬グレに見えたのですが、浮いて来ると尻尾近くに黒い斑紋が点々と見えます。残念ながら40p近いサンノジです。最後にドラマは起こせずF永氏もガッカリです。しかし、ここで明暗が分かれます。一旦竿を仕舞いかけた私がF永氏のやり取りを見て、ダメ元のラスト1投を試みます。それも、この日初めて狙うポイントです。東側正面の左側に伸びたシモリの際で仕掛けを張って待っていると、何となくアタリの様な穂先の動き。しかし、少し引き寄せても反応はありません。またもイワシかと諦め気味にアワセを入れると、何と今までに無い大物の引きです。もしや私にもサンノジか?と思いきや、意外にもあっさりと浮いて来たのが30pを超えるグレです。時間は14時57分、これ以上は出来ないためここで納竿とします。

この日はやはり名礁と言われる磯ではそこそこ釣れていましたが、どの磯でもトウゴロウイワシな悩まされ、また水温も影響して半数近くの釣り人に釣果がありませんでした。私はマグレで釣れたグレのお陰で何とか兵庫支部内で8位に入ることが出来、ポイントが稼げました。TFCからはたばこ屋さんが4枚を釣り上げ、大会初参戦で3位と言う素晴らしい結果を残しました。因みに優勝はこの方です。

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「双子の子」で見事8枚を揃えておられました。脱帽です。

私は帰りの道中までは何とか元気だったのですが、帰宅してから疲れが出たのか再び体調を崩してしまいダウン。熱も40℃近くまで上がったので、インフルかと心配になり病院に行ったのですが、結果は陰性。本日21日夜になってようやく熱も下がり始め、ブログを更新することが出来ました。もういい歳なんで無理をしてはダメですね。

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■ 釣果 ■
グレ23〜34cm 2尾 アオリ20p 1杯
■ タックル ■
竿:1.2号5m 道糸:1.7号 ハリス:1.5号 針:グレ5号→4号 ウキ:M-00→2B→000
ガン玉:無し→G6→B+G4+G6→無し タナ:2〜5ヒロ
サシエ:オキアミL、ボイル、ムキエビ マキエ:前回の余り+オキアミ3kg+集魚剤1袋+ヌカ4kg
posted by tarumit at 00:00| 釣り