この場所でグレを狙うのは実に20年振りくらい。水温もかなり下がり、情報も全く無かったのでダメ元ではありますが、チヌなら釣れるだろうと考え、一応ネリエ、コーンも持参して11時よりスタート。
まずは竿2本先へ第1投。逆光でウキは全く見えない上に潮は西へブッ飛んでいます。かなり釣り難い状況ではありますが、すぐに結果が出ます。
木っ端ですが、本命のグレが釣れて一安心です。その後もタナ1ヒロ前後で連発しますが、20p前後の小型ばかりです。型を狙うべく、徐々に投点を沖に変えて行きますが、如何せん潮が早過ぎてアタリが取れません。仕掛けも浮いている様で、ガン玉を打ったり、ウキを沈めたりとそれなりに対策を講じますが、どうもしっくり行きません。それでもグレは掛かるのですが、釣った感が無く、面白みに欠けます。そこで思い切って仕掛けを変更します。ウキをBに変更、タナを決めて竿2本先前後を流して行きます。この距離ならば逆光でもウキは目視出来ますし、仕掛けも浮かずに落ち着きます。これでようやくキープサイズをゲットします。
ただ、やはり際に近い所はオセンやフグも多く、グレ連発とは行きません。
時刻も14時を過ぎ終盤戦に入ります。先ほどまで走っていた潮は今は嘘の様に止まっています。ここで仕掛けを元に戻していつもの全遊動で1ヒロから探って行きます。遠投するとサシエが残るため沖20m付近を探って行きます。相変わらず木っ端は元気で20p以下なら幾らでも釣れます。型を狙いたいところですが、釣り方が分からずとりあえず数釣って、その中から持ち帰り分だけキープしていきます。ラスト1投は、サシエをネリエに替え、ダメ元でチヌを狙ってみます。で、釣れたのがこの子で終了です。
釣果が心配でしたが、何とか数は釣れました。ただ、型は30p級は無しでアベレージは23、4p位と小さめ。20p以下もかなり釣れました。グレは終始浮いており、潮が緩み出すと矢引で入れ喰いになりました。ただ、この浮いているグレの大半は20p以下で、これがエサ取りになるためかわすのに苦労しました。
これで恐らく釣り納めになると思いますが、もしかしたら調子に乗ってまた行くかもしれません。
■ 釣果 ■
グレ 20〜29p 約20尾、コブダイ 35p 1尾
■ タックル ■
竿:1号5.3m 道糸:1.5号 ハリス:1.2号 針:グレ4号
ウキ:M-00、M-B タナ:1m〜3ヒロ
■ エサ ■
マキエ:オキアミ1s+パン粉2s+ヌカ3s
サシエ:オキアミM、ネリエ